筋トレで効果的な時間は朝?昼?夜?
作れる時間はそんなに多くないからこそ、ダイエットしたり、身体を鍛えるなら効率的に出来る方法が知りたい。
そんな悩みを抱えている人は少なくありません。
せっかく時間を使ってトレーニングやダイエットをするのですから、出来るだけ効率的に行いたいと思うのはごく自然なことです。
そんな方の為に、今回はトレーニングやダイエットをする時間帯についてお話していこうと思います。
目次
トレーニングが効果的な時間
引用:unsplash
トレーニングが効果的な時間帯というのは、それぞれ個人差があります。
どういうことかというと、朝が得意な人がいれば、夜活動的になる人もいます。
このように人によって生活のリズムは全く異なってきますので、これが正解だ!
と言えるものは、はっきり言ってありません。
「え~、じゃあこの記事用意味ないわ~」
と思って戻るボタンを押しかけた方、もう少しお付き合いください。
確かに前述したことは事実なのですが、効率的なタイミングがあるというのもまた事実です。
では、どういったタイミングなのか、これは交感神経や副交感神経、食事のタイミングなどである程度定まってくるのです。
今回は、朝起きて、夜寝る方の場合で考えていこうと思います。
朝:朝食と昼食の間
午前中は朝食と昼食の間、目が覚めて午前中で最も意識も活性化するタイミングです。
意識が活性化する=交感神経が優位に働くこととなります。
トレーニングなどを効果的に行うには交感神経が副交感神経より優位に働いている状態が理想です。(交感神経>副交感神経)
更に、朝食を取ってから1~2時間経つことにより消化も落ち着いてくるので、体内へエネルギーが行き渡るタイミングなので、トレーニングの効果がさらに上がると考えられます。
昼:昼食後1~2時間後 おやつ可
昼の場合は昼食から1~2時間後、出来れば眠くなる前がベストです。
理由は先述しているように、交感神経が優位な状態でのトレーニングやダイエットをしたいからです。
お腹が満たされて、陽気に当てられ気持ちよくて眠くなりますが、この状態は交感神経より副交感神経が優位に働いている状態です。(副交感神経>交感神経)
この状態では効率的なトレーニングは難しいです。
なので、可能であれば眠くなる前にトレーニングを行いましょう。
昼食後のエネルギーも蓄えられていますので、さらに効果アップが期待できます。
また、おやつについてもトレーニング後に取っても構いません。
可能であればトレーニング後1時間以内には取りたいところです。
お菓子などよりナッツ系やバナナ等を選択すると良いでしょう。
夕方:夕食前もしくは後
引用:Photo by Rumman Amin on Unsplash
夕方については夕食前か後がオススメです。
「それ、いつでもいいやつやん」
と思われたかもしれませんが、それぞれに理由があります。
・夕食前であれば、お昼の満腹感や陽気から解放され、目が覚めてきているタイミングです。
このタイミングであれば、交感神経が優位に働いていると考えられます。
しかし、昼食から時間が経っているため、お腹がすいているかもしれません。
空腹でのトレーニングは筋肉の分解につながりますので、トレーニングの30分程度前におにぎりやパンなど、空腹を軽減してからトレーニングすることをオススメします。
・夕食後になると夕食のおかげで体内へのエネルギーが補給されていますので、食後1~2時間経ってからの運動がオススメです。
この時も眠くなる前に実施するのが好ましいです。
しかし、あまりに遅い時間になると、交感神経が優位に働いている状態が続いて眠れなくなるかもしれないので、注意が必要です。
まとめ
ポイント
- 交感神経が働いている状態でのトレーニングが良い
- 交感神経が働いている状態は頭がスッキリしている状態
- トレーニング前の空腹は避ける
- 夜行う場合は睡眠に影響が出ないように気を付ける
いかがでしたか?
生活のリズムが夜中心の方もいらっしゃるとは思いますが、まとめにあるポイントをしっかり押さえることで、トレーニングの効率の良いタイミングが見つけられると思います。
今回のお話は、あくまで「効率が良いタイミング」について紹介しています。
これ以外のタイミングでトレーニングすると効果が無いわけではないので、無理にスケジュールを組むのではなく、あなた自身のライフサイクルを考慮してトレーニングのスケジュールを組んでいきましょう。
また、食事の直後に激しい運動をして吐き気などがあった場合はすぐに中断し、トレーニング方法やタイミングを考え直しましょう。
最後に…
途中で空腹でとトレーニングがNGとのお話をしましたが、こちらの記事に詳しく書いておりますので、参考にしてください。
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