基礎代謝を上げたい。
スポーツのパフォーマンスが安定しない。
腰痛があるからどうにか改善したい。
など一見バラバラな悩みにみえますが、もしかしたらある部分を鍛えることで、全て改善するかもしれません!
そのある部分というのが「腹横筋」です。
今回は、その腹横筋について、どこの筋肉なのか、どんなメリットがあるのかなどについて触れていこうと思います!
目次
腹横筋について
引用:イラストAC
腹横筋の位置
腹横筋の位置は上記イラストにありますようにお腹の側面に位置する筋肉です。
別記事で紹介している腹斜筋と似た位置にありますが、腹斜筋とは別の筋肉になります。
腹筋で差を付けるならココ!
腹斜筋の下に薄く広がっている筋肉のことを腹横筋と呼ばれており、体幹を構成する筋肉の一つになります。
また、横腹にある筋肉の中でも深い位置にある(インナーマッスルである)ため、鍛えることが難しい筋肉でもあります。
難しいならいいや~って思った方!
ちょっと待ってください!
鍛えるのが難しいからこそ、周囲の人と大きな差を付けることが出来るというのも事実です。
では、つぎにこの腹横筋はどんな役割を担っているのかお話しします。
腹横筋の役割
腹横筋は、肋骨の下の部分を下に引く動作、骨盤の側面を上に上げる動作、腹腔内圧を高める動作、体幹を屈曲させる動作をする際に力を発揮します。
その中でも最も重要な役割を担っているのが腹腔内圧を高める動作です。
腰の括れを作ることにも重要な役割になっているので、引き締まった体を演出するためには必要不可欠な筋肉なのです。
腹横筋を鍛えるメリット
引用:Photo by Tim Mossholder on Unsplash
腹横筋を鍛えるメリット①基礎代謝の向上
腹横筋は最内層にある筋肉なので、鍛えにくいですが、しっかりと鍛えることが出来れば、消費するカロリーも向上し。基礎代謝量が向上します。
腹横筋を鍛えるメリット②スムーズな屈曲動作
腹横筋を鍛えることで、身体を左右に屈曲させる動作をする際に、腹斜筋などの働きをサポートするため、その力が強く、安定することでスムーズに体を動かすことが出来るようになります。
腹横筋を鍛えるメリット③運動パフォーマンス向上
腹横筋は、インナーマッスルであり、体幹を担う筋肉の一つです。
そのため、鍛えることが出来ればバランス能力の向上や、上記の屈曲動作が向上するため、普段の生活は勿論、スポーツを行う場面でもパフォーマンスの向上が見込めます。
腹横筋を鍛えるメリット④腰痛改善
腰痛を改善する方法の一つとして挙げられるのが、体幹の筋力向上です。
これにより腰の筋肉をサポートする力が向上し、1ヶ所に過剰な負荷がかかって腰痛を繰り返すといった悪循環から抜け出すことが出来ます。
腹横筋はこの体幹を担う筋肉なので、鍛えることで腰痛の改善を見込める筋肉の一つと言えるのです。
まとめ
ポイント
- 腹横筋と腹斜筋は別の筋肉
- 腹横筋は最も深い場所に位置するインナーマッスル
- 腹横筋は鍛えにくいがライバルと差を付けやすい
- 基礎代謝向上や腰痛改善など様々なメリットがある
いかがだったでしょうか?
なかなか鍛えることが難しい分、効果が目に見えて出てくるのに時間がかかる部位でもあります。
しかし、それは万人に言えることです。
ここを鍛えることでライバルたちと差を付けるにはうってつけの部位であり、さらに運動パフォーマンス向上や腰痛改善を見込めるなら鍛えておいて損はない筋肉だと言えるでしょう!
それでは、下の記事で腹横筋のオススメトレーニングについて紹介していきます!
お腹を引き締めたいなら欠かせない!
参考
Photo by Tim Mossholder on Unsplash