夏までに時間がない!
急いで痩せないと大好きなあの人に弛んだ体を見られてしまう!
と、夏も迫ってきて急いで痩せようと慌て始めている人もいるのではないでしょうか?
少しでも良く見られたいけど、時間がないから、この際、食事をがっつり減らして有酸素運動をして…と一気に痩せようとしたい気持ちは非常によくわかります。
しかし、この記事にたどり着いたあなた!
一度この記事を読んで立ち止まってほしいです。
急に痩せると本当に理想通りのプロポーションが手に入るのでしょうか?
今回は急激に痩せることで起こるデメリットや、デメリットに対する解消方法をお伝えしていこうと思います!
そもそも体重を減らそうと思っている人は一度考え方を変えてみた方がいいかもしませんよ!
気になる方は下記記事を見てみて下さい。
目次
急激に痩せる方法の代表例
急激に痩せようとしている人の中には、「自分なら大丈夫」「若いし問題なし」「やり方次第でしょ~」なんて考えている人もいるのではないでしょうか?
下記に当てはまるような急激なダイエットは危険な方法の代表例ですので是非避けるようにしましょう。
- 食事量をガッツリ減らす
- 安全か分からないサプリメントに手を出す
- 痩せるために下剤を服用する
- 偏った食生活
では、ダイエットで急激に痩せようとした場合どういったデメリットがあるのでしょうか?
急激に痩せるデメリット
それでは、急激に痩せるデメリットについてお話していきます。
体調にかかわるところが非常に多く、最悪命をも左右するものもありますので確認してみて下さい。
皮膚のたるみが出来る
今まで脂肪で伸びていた皮膚が急激にダイエットをすることで、脂肪の減少速度に皮膚の収縮が追い付かず、弛みやシワになってしまうことがあります。
せっかく痩せたのに皮膚が弛んでいたり、シワになってしまうと、やはり異性からは頑張ったのかもしれない毛で綺麗な体だとか健康的だという印象は与えられず、努力が水の泡になりかねません。
また皮膚が弛んでしまった場合、元に戻るのに非常に時間がかかりますし、最悪の場合、綺麗に元に戻らない場合もあります。
月1~2㎏を目安に痩せるのが良いでしょう。
肉割れが目立つようになる
痩せて肉割れが出来るといった情報も少なくはないですが、実は肉割れは、筋トレで急激に筋肉がついた場合や急激に太った場合に起こりやすい現象です。
では、何故急激に痩せると目立ちやすくなるのでしょうか?
それは、皮膚が張っている状態より痩せて皮膚が収縮した場合の方が、明暗のさがはっきりするため、肉割れで白くなった部分が分かりやすくなってしまうのです。
肉割れの原因や種類、対策については記事後半に紹介しますので、気になる方は引き続き読み進めていただけると幸いです。
肝臓がんになりやすくなる
急激に痩せると全身の脂肪が減っていく代わりに肝臓に脂肪がたまりやすくなります。
肝臓に脂肪がたまってしまうと「脂肪肝」という病気になってしまうのです。
脂肪肝は最悪肝臓がんにつながるケースもあるため、最悪命に支障をきたしてしまいます。
また女性の場合は女性ホルモンの調整を肝臓で行っているため女性貴兄の病気になりやすくなってしまいます。
貧血になる
Photo by Nik Shuliahin on Unsplash
ダイエットを始めた方の中には男女問わず、めまいや立ち眩みがするといった声があります。
食事量を抑えることなどにより、鉄分などの栄養が足りてない状態になり、結果として貧血や立ち眩みにつながっていしまいます。
栄養が不足することで、肌の調子が悪くなったり顔色が優れなくなるので注意が必要です。
心臓に負担がかかる
間違ったダイエット方法で急激に痩せると心臓にも負担がかかってしまいます。
心臓に負担がかかることで、不整脈や心臓発作などの可能性も格段に上がるため、病気だけでなく生死を分ける結果となってしまいます。
痩せて豊かな人生を送りたいと思っているのに、生きるために必須である心臓を弱らせてしまっては元も子もありません。
急激に痩せようとすると危険性が上がりますが、短期、長期にかかわらず、心臓に異常を感じた場合は無理をしないようにしましょう。
体調不良になる
ダイエットを始めて倦怠感が続いていたり、やる気が起きなかったり、体の調子が思うように上がらないことがあります。
原因として、急激に痩せようとして食事量を抑えすぎてしまっていたり、極端な炭水化物カットを行っている場合に多く見られます。
確かに炭水化物をカットすることは効果的ではありますが、全くなくなると、脳の働きやエネルギーが不足してしまい、結果として倦怠感ややる気が出ない状態になってしまいます。
拒食症などの摂食障害になる
過度な食事制限の先に、体重減少とともに拒食症や摂食障害の可能性も手に入れてしまうことになります。
拒食症になって、ご飯を食べてもすぐに吐いてしまうようになると栄養を補給したくても難しい状況になります。
痩せるために食べないことを正義としていると、食べてしまったことに罪悪感を感じて、尚更食べられない体質になるでしょう。
ご飯を食べないと、活力もなくなりますし頭もボーっとしてしまいます。
場合によっては、食事制限や拒食症により一時的に痩せてその場をしのげたとしても、リバウンドして過食症になる場合もあります。
イメージしずらいかもしれませんが、お腹がいっぱいなはずなのに食べることがやめられなくなることにもなりかねません。
薄毛の原因になる
最近髪の毛が良く抜け始めた方や髪が薄くなってきたという方の中に、最近ダイエット初めて食事制限している人はいませんか?
髪の毛や体毛は重要な器官ではないため、食事制限をして栄養不足になった場合後回しにされ、心臓等重要な器官に栄養が供給されます。
髪の毛へ栄養が十分に行きわたらなくなった結果、薄毛になってしまいます。
体臭がきつくなる
写真引用:写真AC TicTacさん
実は、食事制限などにより急激なダイエットをしている際、体の血行が悪くなることがあります。
血行が悪くなると、汗をかいた際に、アンモニアと一緒に乳酸菌が多く分泌されてしまいます。
また、炭水化物をカットしているとケトン体による影響で体臭が強くなることがあります。
自分では体臭に気づくことが難しいため、無理な食事制限によるダイエットは控えた方がいいでしょう。
生理が来なくなる
急激に痩せるために食事制限などの負担をかけてしまうと、体のホルモンバランスが崩れてしまいます。
ホルモンバランスが崩れてしまうことで免疫力が低下して病気にかかるだけでなく、女性の場合は生理が来なくなってしまう場合もあります。
場合によっては、数か月にとどまらず、数年単位で生理が来なくなることもあるので、急激なダイエットがいかに体に負担をかけてしまっているのかが分かりますね。
肉割れの原因と解消方法
肉割れの正体と出来やすい場所
肉割れとは、実は、内側の皮膚が避けてできたものなのです。
幅は数mm、長さは数cm~数十cmほどで肌にひびが入ったようにシワが出来たり、陥没します。
また、できやすい場所は、太ももの外側やお尻、乳房などの脂肪がつきやすい部分です。
あくまでできやすい箇所なので、脇の下や腰まわり、ふくらはぎにできることもあります。
肉割れの原因
妊娠
妊娠をするとお腹が大きくなるにつれて皮膚が伸びます。
また、妊娠中はコラーゲンの生成が抑えられており、肌の弾力が失われているため肉割れが起こりやすい体になっています。
妊娠線などというワードを耳にすることもありますが、これも肉割れのことです。
お腹だけに限らず、乳房やお尻にもできやすいので注意が必要です。
成長期
思春期など、急激に伸長が伸びることで肉割れを起こすケースもあります。
また、この年頃では部活などに所属してハードなトレーニングをする場合、筋肉の成長に皮膚がついていくことが出来ずに肉割れが出来てしまうこともあります。
加齢
歳を重ねるにつれて、コラーゲンの量は徐々に減少してしまいます。
コラーゲンの量が少なくなってしまった皮膚はより肉割れを起こしやすい状態にあるため、若い頃になんてことなかった変化でも年を取ると肉割れを起こすことがあります。
過度な筋トレ
過度な筋トレは急激な体系の変化の原因の一つと言っても良いでしょう。
短期間で筋トレを頑張りすぎた結果筋肉は付いたが肉割れしてしまうとこともあります。
せっかく素敵なボディラインを手に入れたのに肉割れが見えてしまうのは不本意ですね。
肉割れを避けるためにも急激な筋トレは避けましょう。
急激に太る
逆に急激に太るのも勿論NGです。
太るにつれて体の皮膚が伸ばされて肉割れが出来てしまいます。
脂肪の多いお腹やお尻、太ももなどの皮膚は柔軟性に乏しいことが多く肉割れが出来やすく、膝裏など気づきにくいところに肉割れが出来ることもあります。
肉割れの解消方法
レーザー治療
肌にレーザーを照射し、コラーゲンの再生と日解剖の分解を促すことで皮膚を収縮させるものです。
肌を引き締めて滑らかにすることで、肉割れが目立たなくなります。
クリニックで受けられる治療で、治療後、赤くはれるお場合もあるのでしっかりと相談をして受けましょう。
血流改善ガス治療
皮膚の基礎代謝を向上させるために炭酸ガスを肌に注入する治療方法です。
血流が改善され、再生を促すことで肉割れの筋を薄くします。
極細の針を使うため、こちらもクリニックで受けることが出来る治療ですのでしっかりとか運勢rん具を受けましょう。
マッサージ
マッサージをして血流を改善したり、皮膚の柔軟性を高めることで肉割れを目立たなくします。
あまり強くマッサージするとかえって逆効果になりますし、摩擦を減らすためにも保湿剤をたっぷりと使ってマッサージしましょう。
自宅でできますが、予防や目立たなくする程度の効果になると思われます。
保湿
肌が乾燥することも、肉割れを起こした際に目立つ原因となります。
クリームやオイルを塗ることで乾燥から肌を守りましょう。
コラーゲンやヒアルロン酸を含むものや保湿力の高いオイルを選ぶのがオススメです。
まとめ
ポイント
- 急激に痩せるために無理なダイエットをすることで多くのデメリットがあった
- 体に負荷がかかることで、癌や心臓病な命にかかわることも…
- 肉体的だけでなくやる気が出ない等、精神的にも大きなダメージを受ける
- 太ったり痩せたりすることで肉割れや皮膚のたるみにもつながる
- 肉割れは保湿や血流促進、皮膚の柔軟性を高めることで予防できる
いかがでしたか?
急激に痩せたことにより皮膚が弛んでしまった場合、皮膚が元に戻るのに非常に時間がかかりますし、元に戻らない場合もあることを考えると、計画的に痩せるようにした方がいいですね!
前述していた通り、月1~2㎏を目安に痩せるようにしましょう。
参考
Photo by Ehimetalor Akhere Unuabona on Unsplash
Photo by Nik Shuliahin on Unsplash